豪ウエストパック4-9月期:過去最高益-融資や資産運用業務好調

オーストラリアの銀行大手ウエストパック 銀行が1日発表した2007年4-9月(下期)決算は、過去最高益となった。融 資の伸びが加速した上に、同行が運用するファンドへの資金流入が増加した。

発表資料によると、純利益は前年同期比13%増加し、18億豪ドル。前年同 期は16億豪ドルだった。

世界的な資金調達コストの上昇にもかかわらず、法人からの融資需要が 1989年以来の高い伸びとなるなか、ウエストパック銀やオーストラリア・ニュ ージーランド銀行(ANZ)、セント・ジョージ銀行が過去最高益を発表した。 豪銀最大手のナショナル・オーストラリア銀行が来週発表する決算も過去最高 益となる見通し。

引退前の最後の決算発表となるデービッド・モーガン最高経営責任者(C EO)は08年の見通しについて、「17年目の景気拡大局面に入っていることか ら「堅調な利益の伸びを見込む」と述べた。1999年の就任以降、利益を2倍強 に拡大させたモーガンCEOは来年2月に引退し、元セント・ジョージ銀行C EOのゲイル・ケリー氏が後任となる。

ウエストパック銀は07年度に13の支店を開設し、消費者向け銀行業務と 法人向け銀行業務を分離した。また、同業大手に対抗するため、ラムズ・ホー ム・ローンズ・グループの支店92カ所の買収にも合意した。

07年度通期利益は前年比で12%増の34億5000万豪ドルとなり、ブルーム バーグがまとめたアナリスト予想中央値に一致した。通期総収入は同10%増の 102億豪ドル。同行は下期配当を0.68豪ドルとし、前年同期の0.60豪ドルから 引き上げる方針。

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