人民元:対ドルで最高値更新-中国が元高望むとの観測で

1日の中国外国為替取引で、人民元はドル に対し4営業日連続で上昇し、2005年7月のペッグ(連動)制廃止後の最高値を 更新した。燃料価格引き上げよるインフレへの影響を抑制するために、中国が強 い人民元を望んでいるとの観測が広がった。

中国政府は10月31日、政府により統制されている燃料価格を最大10%引 き上げた。予想外の措置だった。原油価格が初めて1バレル=96ドルを突破した こと受けて、国内製油業者の費用増加を補うための「緊急対策」だとしている。

ドレスナー・クラインオートの通貨セールス担当ディレクター、エードリア ン・フォスター氏(北京在勤)は、「中国がインフレを呼び込んでいるいくつか の兆候がある」と指摘した上で、「少なくともその影響を相殺する1つの方法は 通貨の上昇だ」と語った。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、人民元は上海時間午後5時半 (日本時間同6時半)現在、前日比0.12%高の1ドル=7.4543元となっている。 一時は7.4516元まで上昇し、ペッグ制廃止後の最高値を付けた。

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