米保険大手エーオン:7-9月期は92%増益、2700人の人員削減へ

世界2位の保険ブローカー、米エーオンは 31日、2007年7-9月(第3四半期)決算が前年同期から92%増益になったと 発表するとともに、全従業員の6.3%に相当する2700人の人員削減計画を明ら かにした。保険価格の低下が収入に響いているとしている。

発表資料によると、純利益は2億400万ドル(1株当たり64セント)で、 前年同期の1億600万ドル(同32セント)から増加した。人員削減計画のコス トは税引き前で3億6000万ドル(約415億円)と見込んでいる。10年まで年間 2億4000万ドルの節減を目指す。

最大手の米マーシュ・アンド・マクレナンに対し、利益率での優位性を一段 と高めるためのコスト削減の追加策となる。エーオンとマーシュはともに04年 以降、従業員削減を強いられてきた。ニューヨーク当局の調査が収入に打撃とな っているほか、保険価格の低下もブローカー手数料を圧迫している。

エーオンのグレゴリー・ケース最高経営責任者(CEO)は発表資料で「複 雑な組織を簡素化する努力を続けている」と表明した。

31日のニューヨーク証券取引所で、エーオン株は10セント高の45.32ドル で終了した。同社決算は取引終了後に発表された。時間外取引で、同社株はほぼ 変わらずで推移している。

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