JT:中間期純利益は9.2%増の1339億円-通期は下方修正(2)

たばこ販売数量世界3位のJT(日本たばこ 産業)が31日発表した中間期の連結決算によると、純利益は前年同期比9.2%増 の1339億円だった。4月に買収を完了した同5位の英たばこ会社ギャラハーの4 月18日から6月末までの業績が織り込まれている。

中間期の連結売上高は同23%増の2兆9140億円、営業利益は同23%増の 2192億円、経常利益は同14%増の2026億円だった。ギャラハー買収により、海外 たばこ事業が大幅に伸びた一方、国内たばこ事業は減収減益となった。

今期(2008年3月期)の連結業績見通しは、純利益の従来予想を据え置いた が、売上高や営業利益などについては下方修正した。

売上高は前期比33%増の6兆3600億円の見通し。従来予想は6兆4100億円 だった。営業利益は同22%増の4050億円で予想を140億円引き下げた。経常利益 は同19%増の3700億円を見込み、これも120億円減額した。純利益は従来予想通 り、同22%増の2560億円と3期連続の過去最高益を目指す。

規模拡大によるメリットや、欧州・ロシアなどに強いギャラハーとアジアが地 盤のJTによる地域補完、事業効率化などが業績に貢献する。ギャラハーの年間業 績予想の8.5カ月分が織り込まれている。

JTの株価終値は前日比1万4000円(2.1%)高の66万9000円。