日立:中間期純損失が131億円に縮小-電力・産業部門が黒字転換(3)

日立製作所が31日発表した9月中間期連 結決算(米国会計基準)は純損失が131億円と、前年同期の781億円から赤字幅 が縮小した。前年同期に計上した原子力発電所タービン事故対策費用がなくなっ た反動などで、電力・産業部門の営業収益が黒字転換したことなどが寄与した。 通期業績予想は据え置いた。

売上高は前年同期比11%増の5兆2805億円、営業利益は同約6倍の1217 億円だった。潜在株式調整後の1株当たり純損失は4円6銭(前年同期23円44 銭)だった。

中間期の営業損益を部門別にみると、「電力・産業」が636億円の黒字と なり前年同期の453億円の赤字から転換した。半面、プラズマテレビなどの「デ ジタルメディア・民生機器」は508億円の損失と、前年同期(344億円)から赤 字幅が拡大した。ハードディスク装置(HDD)事業は、第2四半期(7―9 月)の営業損失が68億円となり前年同期の144億円から縮小、損益は7月から 回復基調にあるとしている。

通期予想は、純損益が400億円への黒字転換(前の期は328億円の赤字)を 予想。売上高は前期比2.5%増の10兆5000億円、営業利益は59%増の2900億 円を見込んでいる。

日立製作所株の31日終値は前日比26円(3.4%)高の781円。

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