米7-9月GDP速報値は減速へ、住宅調整の影響で-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や 調査機関82社の予想をまとめた調査によると、2007年7-9月(第3四半 期)の米GDP(国内総生産)速報値は前期比年率3.1%増(中央値)と、4 -6月(第2四半期)の同3.8%増(中央値)から減速したもよう。住宅セク ターの調整が響きそうだ。

サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン危機で貸し出し基準が 厳格化されたことから住宅調整は続き、消費や企業投資を鈍らせている。エコ ノミスト調査では、米金融当局は31日、連邦公開市場委員会(FOMC)で 景気を支えるための追加利下げを決めると見込まれている。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのチーフエコノミスト、 デービッド・レスラー氏は、今回のGDPを最後に景気悪化に向かう可能性が あると指摘。「米金融当局はリセッション(景気後退)入り回避を確実にする ための対策を取り続けるだろう」と述べた。

GDP速報値は、米商務省が31日午前8時半(ワシントン時間)に発表 する。予想レンジは前期比年率2%-4%増。

米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)コア価格指数は、7-9月 期に前期比年率1.5%上昇(15社の中央値)と、インフレが現時点では脅威で ないことを示唆する数値になったもよう。4-6月期は同1.4%上昇だった。

31日は、給与明細書作成代行会社オートマティック・データ・プロセッシ ング(ADP)エンプロイヤー・サービシズ調査の10月の米民間部門雇用者 数も発表され、民間雇用の伸びの落ち着きを示しそうだ。シカゴ購買部協会の 10月のシカゴ地区製造業景況指数は前月比で低下し、商務省が発表する9月の 建設支出は同減少が見込まれる。

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