任天堂がソニー抜き首位、7-9月の対応ソフト販売-米調査会社(2)

米ハイテク調査会社アイサプライが30日 発表したところでは、2007年第3四半期(7-9月)の世界ゲームソフトの売 上高で、任天堂が据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」と携帯型の「D S」向けの新タイトル好調をてこに、ソニー・コンピュータエンタテインメン ト(SCE)を抜いて首位に立った。

WiiとDSの対応ソフト売り上げは第2四半期比で31%増の12億3947 万ドル(1423億円)。このうちWii向けは4億6181万ドル(537億円)と 同56%の伸びを示した。任天堂は25日、WiiとDSの販売好調を理由に今 期(2008年3月期)予想を上方修正した際、Wiiの今期販売計画を100万台 上乗せし1750万台、対応ソフトは2500万本増やし9700万本としていた。

これに対し、SCEの「プレイステーション3(PS3)」「PS2」、 携帯型の「プレイステーション・ポータブル(PSP)」対応ソフトの売り上 げは10億ドル(1147億円)にとどまった。米マイクロソフトは3億1780万ド ル(365億円)だった。

アイサプライの担当者、デビッド・カーネベール氏は「任天堂はゲームソ フト分野でのリードを年末まで維持するだろう」とコメント。同氏によると、 任天堂は年末までに200タイトルを追加する予定で、その大半は任天堂以外の ソフトメーカーが供給する見込みという。現在のタイトル数は150強。

アイサプライの予測によると、歳末商戦がある07年第4四半期の任天堂 のソフト売り上げは21億5260万ドル(2470億円)に達する見通し。このうち Wii向けソフトは10億665万ドル(1155億円)と、DS向けの11億4595 万ドル(1315億円)とほぼきっ抗するとみている。

任天堂株価の午前終値は前日比300円(0.4%)安の7万500円。30日に はWiiとDSの快進撃を背景に7万2600円の上場来高値を付けていた。

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