S&P:第2抵当の住宅ローン関連証券含んだCDO,格付けしない方針

米格付け会社スタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)は30日、第2抵当の住宅ローン関連証券が組み込まれた債務担 保証券(CDO)を格付けしない方針を示した。

S&Pの発表によると、同社はALT-Aと第2抵当の住宅ローンを裏付 けとして2005年と06年に発行された証券と、05年、06年、07年に発行したネ ット・インタレスト・マージン・セキュリティーズ(NIMS)の見直しを続 けている。

S&Pは住宅ローン関連証券の見直しが終わった上で、こうした証券を組 み入れたCDOを検討する方針。住宅ローン関連証券は量が多いため、見直し には数週間かかる見通しだという。

同社は「第2抵当の住宅ローン関連証券とNIMSのパフォーマンスの不 安定性」を理由に、こうした証券が組み込まれた可能性のある新たなCDOの 格付けは行わないと説明した。第2抵当の住宅ローンはデフォルト(債務不履 行)になっても債権回収率が低いため、最近、金融機関の赤字決算の原因にな っている。

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