ブルームバーグ・ニューヨーク市長:新規採用凍結と予算削減を指示

ニューヨークのブルームバーグ市長は、市 職員の新規採用をほぼ全面的に凍結し、今年度および来年度の予算を削減するよ う各部局責任者に通達した。市内の金融業の利益減少や不動産販売鈍化で、歳入 の減少が予想されると説明している。

ニューヨーク市予算担当官のマーク・ページ氏は30日付で送付した文書で、 2008会計年度(2007年7月-08年6月)に2.5%、09年度に5%の予算削減を 指示した。08年度は5億ドル(約570億円)、09年度は10億ドルの節減を目指 す。

ページ氏は「追加支出が不可欠なら優先順位の再検討が必要」とも通知した。 市の財政当局者は同日、証券各社の業績見通しが弱くなってきたことから、今後 税収が減少し、財政赤字が当初見通しより拡大するとの見解を示した。

ページ氏によると、市長は新規採用について「公衆衛生や安全に直ちに影響 を及ぼす職種」を除き、全面凍結を命じた。

ブルームバーグ市長は、ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバー グ・エル・ピー創業者で、過半数株式を保有している。