世界のM&A規模、昨年の過去最高記録を塗り替え-10月に持ち直す

ブルームバーグがまとめたデータによる と、年初から今週までのM&A(企業合併・買収)規模が2006年に記録した 過去最高の3兆5500億ドル(約407兆円)をわずかに上回ったことが明らか になった。

8月と9月は住宅市場の落ち込みを背景に信用市場が混乱し、企業買収も 減少したが、10月に入ると2620億ドル相当の企業買収が発表されるまでに回 復した。

特に10月はポルトガル商業銀行に提示された164億ドルの買収案やソフ トウエア大手の米オラクルが米BEAシステムズに提示した67億ドルの買収 案など、大型買収が相次いで発表された。また余剰資金の潤沢な中東諸国や中 国企業も海外での買収を発表した。一方、プライベートエクイティ(PE、未 公開株)投資会社による過去3カ月間の買収規模は前年同期に比べて3分の1 に落ち込んだ。

ドイツ銀行で欧州の合併を担当するヘンリク・アスラクセン氏は、「明ら かに企業は再び買収に目を向けている。PE企業による買収がなくなるわけで はないが、借り入れコストの上昇から競争力は低下している」と語った。

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