米S&P/ケース・シラー住宅価格指数:8月は前年比4.4%低下(2)

8月のスタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数(全米20都市)は前年同月比で

4.4%低下と、2001年の調査開始以来で最大の低下幅を記録した。同指数は これで8カ月連続での前年同月比マイナス。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト11人の予想平均では4.2%の低 下が見込まれていた。7月は前年同月比3.8%の低下と、速報値(3.9%低 下)から修正された。

8月は調査対象となった20都市のうち15都市で住宅価格が前年同月比 で低下した。特にフロリダ州タンパでは10%低下し、デトロイトは9%の低 下だった。一方、シアトルは5.7%上昇した。

スコシア・キャピタル(トロント)のエコノミスト、メニー・グローマン 氏は、「まさに最大のリスク要因だ。今も続いている住宅価格の急激な落ち込 みは消費者をひどく圧迫している」と語る。

また20都市対象の住宅価格指数よりも調査歴の長い10都市を対象にし た住宅価格指数によると、8月は前年同月比5%低下と、1991年以来で最大 の低下率を記録した。