独BASF7-9月期:純利益は倍増の12億ユーロ-買収が寄与(2)

世界最大の化学品メーカー、ドイツのB ASFが30日発表した2007年7-9月(第3四半期)決算は、純利益が前 年同期比で2倍となった。80億ドル超を投じた買収が利益を押し上げた。

同社の電子メールでの発表によれば、純利益は12億ユーロと、前年同期 の6億1300万ユーロから増加した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたア ナリスト10人の予想中央値では、8億980万ユーロが見込まれていた。売上 高は前年同期比5%増の140億ユーロとなり、アナリスト予想の138億ユー ロを上回った。

BASFは、07年通期は過去最高益を達成すると予想している。ユルゲ ン・ハンブレヒト会長は、シンプルな化学薬品からエンジンの冷却剤や利益率 の高い添加物の生産にシフトするため複数の買収を実施してきた。添加物の価 格は、今年に入り最大20%上昇している。同社が昨年買収した企業には、48 億ドルで買収した触媒式コンバーターを発明した米エンゲルハードなどがある。

シティーグループのアナリスト、ソフィー・ジュルディエ氏は「概して、 需要と価格の状況はBASFの事業全般にとって依然堅調といえる」と指摘し た。同氏はBASF株の投資判断を「ホールド」としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE