財務相:G7会合でドルは強くなければならないとの議論あった(3)

額賀福志郎財務相は30日午前の参院財政 金融委員会で、米ワシントンで今月、開催された7カ国財務相・中央銀行総裁 会議(G7)や日米財務相会談の場で「強いドル」について議論があったこと を明らかにした。民主党の円より子氏に対する答弁。

財務相は「二国間でポールソン米財務長官と会談した時やG7の会合で、 ドルは強くなければならないという話をした」と述べた。

また、G7では為替水準についても「為替レートは経済のファンダメンタ ルズ(基礎的諸条件)を反映しなければならない、過度の変動は経済成長にと ってよくない、そして引き続いて為替市場の動きをよく注目していかなければ ならない」などの考えが再確認されたことを明らかにした。

そのうえで、円の水準に関しても「日本経済のファンダメンタルズを反映 したものにしていなければならない。市場できちっと経済のファンダメンタル ズが反映されていくものであるということが確認された」と説明。

人民元についても「今後、人民元が経済の動向や中国内のインフレなどを 考えながら増価していくことが望ましいという趣旨の話が出た」と述べた。

外貨準備は安全性と流動性が大事

また、外貨準備のあり方については「通貨の安定のために一定の外貨準備 を擁しておくことが大切」としたうえで、「運用にあたっては安全性と流動性 を最も大事にしながら、為替市場や他の国際市場に大きな影響を与えないよう 配慮して、利益を出すようにやっている」との見解を示した。

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