米社債保有リスク、FOMC控えて低下-利下げ期待で安心感広まる

29日のクレジット・デフォルトスワップ(C DS)市場で、米企業の社債の保証料は低下。30、31日の米連邦公開市場委員 会(FOMC)を控え、当局が利下げでリセッション(景気後退)を回避する との期待からリスク意識が低下した。

ドイツ銀行によると、北米の投資適格級企業で構成するCDX北米投資適 格指数シリーズ9のCDSスプレッドは0.5ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下の58.75bp。2カ月余りで最高となっていた金融保証最大手M BIAのCDSスプレッドも低下した。CDSスプレッド1bpは債務1000万 ドルに対する保証料1000ドルを意味する。CDSスプレッド低下は信用の質が 改善したとの認識を示唆する。

トレーダーは31日の利下げをほぼ確実視している。キャンター・フィッツ ジェラルド欧州の世界市場チーフストラテジストのスティーブン・ポープ氏は 「米金融当局は悪環境が08年まで続くことがないように、この時点で若干の景 気刺激を与えようとするだろう」と話している。

先物金利は31日の0.25ポイント利下げを98%織り込んだ。CMAデータ ビジョンによると、MBIA傘下のMBIAインシュアランスのCDSスプレ ッドは22bp低下し199bp。先週は221bpに達していた。

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