スイスのUBS:米サブプライム住宅ローン問題で評価損拡大も(2)

資産規模で欧州の銀行最大手、スイス のUBSは29日、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場 の問題を受け、評価損を追加計上する可能性があることを明らかにした。

UBSは発表資料で、米住宅市場と住宅ローン市場のさらなる悪化や、 住宅ローン関連証券の格下げに依然見舞われていると説明した。また、10- 12月期は、投資銀行などを含むすべての分野で好調なスタートを切ったとし た。ただ、米サブプライム住宅ローン問題を踏まえ、「UBSは今四半期がス タート時のように好調が続くとは想定しておらず、現在の問題が短期間で解決 すると考えてもいない」との見解を示した。

同行はまた、2007年7-9月(第3四半期)のグループ全体の損失が6 億-8億スイス・フラン(約589億-786億円)になるとの見通しを確認し た。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想中央値では、第3 四半期は6億8300万フランの損失が見込まれている。前年同期は22億フラ ンの純利益を計上していた。同行はチューリヒ時間30日午前7時(日本時間 同午後3時)に決算を発表する。

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