みずほ証:9月中間期は271億円の赤字、サブプライム余波で損失(3)

みずほ証券は26日、2007年度9月中間期 の連結純損益が271億円の赤字(前年同期は110億円の黒字)になったと発表 した。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題の影響で間接 的に下落した英子会社保有の証券化商品の評価損など311億円を計上したこと が大きく響いた。第2四半期(7-9月)の純損益は332億円の赤字。

売上高にあたる営業収益は前年同期比24%減の3428億円、営業損益は325 億円の赤字(同197億円の黒字)、経常損益は334億円の赤字(同196億円の 黒字)だった。債券引き受け業務や投資銀行業務が堅調で受け入れ手数料は前 年同期並みの350億円だったが、トレーディング損益が前年同期に比べ459億 円悪化した159億円の損失となった。中間期の赤字は01年9月期以来となる。

トレーディング損失は債務担保証券(CDO)組成のため保有する証券化 商品の評価損が主因。7-9月期で311億円の損失となった。株式相場の低迷 で122億円の株式トレーディング損失も生じた。サブプライムを直接、証券化 する業務は手掛けていなかったが、証券化商品全体の相場低迷が業績の足を引 っ張った。CDO業務については今後も継続する方針としている。

みずほ証券は非上場だが、来年1月にみずほフィナンシャルグループ傘下 で東証一部上場の新光証券と合併する予定。合併新会社のみずほ証券が上場を 維持する。