9月米新築住宅販売10年ぶり低水準、耐久財受注は増加か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関を対象に実施した調査によると、25日に発表される9月の米新築住宅販売は 過去10年で最低の水準に落ち込んだとみられる。一方、同日発表される9月 の製造業耐久財受注は、経済の一部が現時点では住宅市場悪化を切り抜けてい ることを示唆する内容となりそうだ。

調査対象の77社の中央値では、新築一戸建て住宅販売は年率換算77万戸 と、8月の79万5000戸から3.1%減少したもよう。予想通りなら1997年5月 以来の低水準だ。耐久財受注額は前月比1.5%増(76社の中央値)が見込まれ ている。

エコノミストの間では、貸し出し基準が厳格化され住宅ローン金利も上昇 するなかで、個人の借り入れが難しくなり、不動産不況は今後も続くとみられ ている。輸出需要の増加が、企業の投資・雇用継続を支え、経済成長の失速を 防ぐ役割を果たす見込みだ。

ワコビアのエコノミスト、アダム・ヨーク氏は「住宅市況はかなり弱くな っており、年内は弱い状態が続くだろう」と述べた。ただ、他の経済分野への 「波及はまだそれほどないと思う」と付け加えた。

新築住宅販売は、商務省が午前10時(ワシントン時間、以下同じ)に発 表する。予想レンジは72万5000戸-82万戸。同省は午前8時半には耐久財受 注を発表する。耐久財受注の予想レンジは0.7%減-4%増で、変動の大きい 輸送機器を除く受注は0.7%増(38社の中央値)が予想されている。

労働省が午前8時半に発表する10月20日終了週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は32万件(41社の中央値)と、2カ月ぶり高水準となった 前週の33万7000件から減少したもようだ。

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