ペトロチャイナ:上海上場に伴う新株発行で1兆円超調達か-仮条件発表

中国最大の石油会社、ペトロチャイナ(中 国石油)は24日、上海市場上場に伴う人民元建て株式募集について、仮条件を 発表した。それに基づく調達額は、最大で668億元(約1兆180億円)となる。 同社は新株発行で得た資金を製油所拡大や油田の生産増に向けた投資に充て る。

ペトロチャイナが香港証券取引所にあてた発表資料によると、同社は募集 価格の仮条件を1株当たり15-16.7元に設定した。同社は21日に、最大で40 億株を発行すると発表していた。

ペトロチャイナの株価は2000年の香港上場以来、15倍以上になっている。 需要拡大で原油相場はその間に3倍になり、ペトロチャイナは時価総額で世界 2位に浮上した。中国株式市場は今年、世界で最も大幅に上昇しており、既に ピークを付けた可能性があるとの懸念から投資家は慎重になる可能性もある。

CSマッキー(ピッツバーグ)で運用に携わるウィリアム・アンドルース 氏は「ペトロチャイナの時価総額はBPとシェブロンを合わせたよりも大きい。 BPとシェブロンを買うのがいいか、ペトロチャイナを買うのがいいかという 問題だ」と話した。さらに、「ペトロチャイナ株を買っても過半数を中国政府 が保有している会社の少数株主になれるだけだ」と指摘した。

ペトロチャイナ株は24日の香港市場で、仮条件発表前に0.21%安の19.40 香港ドルで終了した。

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