常陽銀株は反発場面、有価証券売却益で中間利益上振れ-ユーロ債売る

茨城県地盤の常陽銀行の株価が一時、

1.7%高の659円と反発する場面が見られた。有価証券売却益が想定以上に増 加したことなどを理由に2007年9月中間期の連結業績予想を増額修正したた め、業績安心感から買いが入った。

ただその後はマイナス圏に沈む動き。東証業種別33指数の銀行株指数が

1.4%安となる中では常陽銀株は堅調と言えるが、この日は米メリルリンチ証 券の収益悪化を受けて、サブプライム(信用力の低い個人向け)ローン問題の 根深さが株式市場全体であらためて認識されている。銀行業指数を構成する85 銘柄のうち、約7割が下げる状況だ。

常陽銀の中間経常利益は、前年同期比9%増の257億円となったもようで、 従来計画の245億円から上振れる。海外で金利が上昇していることを受けて、 「ユーロ債を売却する一方で、不動産投信(REIT)を買い増した」(小林 行雄IR担当)といい、有価証券売却益は想定を80億円上回った。

このほか、貸出金の増加などで資金運用収益も前回予想より10億円良か ったそうだ。

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