10月独Ifo景況感指数103.9―20カ月ぶり低水準,予想上回る

ドイツのIfo経済研究所が25日発表し た10月の企業景況感指数(2000年=100)は103.9と、20カ月ぶりの低水準 となった。ユーロ高と原油相場の上昇が景況感を押し下げた。前月は104.2だっ た。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト39人の調査中央値では

103.7への低下が見込まれていた。

1月中旬以来、原油相場が74%上昇しエネルギーコストを押し上げたほか、 今週、ユーロが対ドルで1ユーロ=1.4348ドルと最高値を付けたことで、輸出 への影響が懸念されている。米住宅問題に起因する借り入れコストの上昇も、ド イツの経済成長の重しとなる可能性がある。

ドイツのシーメンスのジョー・カエザー最高財務責任者(CFO)は、「ド イツ経済の景況感は依然として高いが、皆明らかに神経質になっている」と指摘。 「誰もが、今の状態が永遠に続かないことを知っている」と語った。

10月の現状指数は109.6と、9月の109.9から低下。期待指数も98.6 と、前月の98.7を下回った。

ドイツ政府の諮問機関であるIfoなど4つの研究所は今月、輸出需要の縮 小を理由に08年の経済成長率見通しを2.2%と、従来の2.4%から引き下げた。 今年の成長率は2.6%と予想した。昨年は2000年以来の高い伸びとなる2.9% だった。

一方、国際通貨基金(IMF)は先週、ユーロ圏の08年成長率予想を

2.1%と、これまでの2.3%から下方修正した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE