独ダイムラー7-9月:15.3億ユーロの赤字-クライスラー関連費用で

独自動車大手ダイムラーが25日 発表した2007年7-9月(第3四半期)決算は、純損失が15億3000万ユーロ となった。クライスラー関連の税費用計上が響いた。

アナリスト予想は15億ユーロの赤字。前年同期の実績は8億6800万ユー ロの黒字だった。

ディーター・ツェッチェ最高経営責任者(CEO)は、クライスラー部門の 売却により収益性が大きく伸びると見込んでいる。クライスラーとの統合は、減 益や時価総額の大幅減少を招いたほか、メルセデス・ベンツは世界の高級車メー カー1位の座をBMWに奪われることとなった。

ダイムラーの投資評価を「買い」としているウニクレディトのミュンヘン在 勤アナリスト、ゲオルク・ストゥエルツェル氏は、「メルセデス・ベンツの利益 が再び焦点となる」と指摘した。

クライスラー部門売却後、メルセデス・ベンツ部門がダイムラーの売上高と 利益の半分以上を占める。メルセデスに次ぐのはトラック部門で、さらに小型ト ラック、金融事業と続く。

25日のフランクフルト株式市場で、ダイムラーの株価は一時、2.2%高の

75.94ユーロを付けた。現地時間午前11時30分(日本時間午後8時30分)現 在、1.6%高で推移している。

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