【注目株】エルピーダ、ヤフー、島津製、常陽銀、大塚商、日ペイント

25日の材料銘柄は以下の通り。

エルピーダメモリ(6665):第2四半期(2007年7-9月)の連結営業利 益は前年同期比64%減の61億円となった。数量増で0.5%の増収を確保したが、 DRAM市況の悪化で減益を強いられた。ただ第1四半期(4-6月)の37億 円と比べると65%の増益で、多くのライバルメーカーが赤字となる中では健闘 した。300ミリ工場の増強などで07年度の半導体設備投資を1600億円に引き上 げる計画。従来計画は1300億円だった。

ヤフー(4689):第2四半期(7-9月)純利益は前年同期比4%減の 130億円だった。保有するバリューコマース株の減損処理に伴い37億円の特別 損失などを計上することが響いた。営業利益は同20%増の300億円と好調で、 広告事業やヤフーオークションなどが引き続き伸びている。第3四半期(10- 12月)の営業利益目標は297億-311億円で、純利益予想は166億-175億円。

島津製作所(7701):中国向けを中心に計測機器が好調に推移、医用機器 や航空・産業機器も世界で伸び、2008年3月通期の連結営業利益は前期比

8.8%増の275億円となる見通し。前回予想の270億円を1.9%上回る内容で、1 株利益(EPS)は50円14銭となる。ブルームバーグ・プロフェッショナルに 登録されたアナリスト5人の今期EPS予想の平均は52円05銭で、更なる上振 れを期待している。

常陽銀行(8333):有価証券売却益が想定以上に増加し、9月中間期の連 結経常利益は前年同期比9.0%増の257億円となったもようだ。海外で金利が上 昇していることを受けてユーロ債を売却する一方で、不動産投信(REIT) を買い増したため、有価証券売却益は想定を80億円上回った。このほか貸出金 の増加などで資金運用収益も前回予想より10億円良かったという。

鹿児島銀行(8390):貸倒引当金の積み増しなどで与信費用が想定より83 億円多くなるため、08年3月通期の連結純利益予想を93億円から83億円に11% 引き下げた。前期比では12%の最終減益になる予定。地方経済の疲弊に伴って 債務者の業況も変化しており、利益が計画を下回る。

大塚商会(4768):大手企業を中心にIT投資が活発化していることを受 けて、営業支援システムや通信機器のネットワークを組み合わせた複合システ ムの納入が進んでいる。第3四半期累計(07年1-9月)の連結営業利益が前 年同期比15%増の222億円と当初の目標を上回ったため、07年12月通期の営業 益予想を290億円から296億円に2%増額修正した。前期比では13%の営業増益。

日本ユニシス(8056):採算を重視して案件を絞り込んだ結果、9月中間 期の連結売上高は予想を2.2%下回る1523億円にとどまったもよう。一方、経 常利益は前年同期比2.7倍の30億円と、事前予想から6億円(24%)の上振れ を果たす。通期業績予想は11月5日の中間決算発表時に改定される予定。

SRAホールディングス(3817):金融や製造業向けのシステム開発が好 調に推移、08年3月通期の連結経常利益は前期比32%増の38億5000万円と、前 回予想(34億円)を13%上回る見通しだ。プロジェクトの運営管理を厳格化、 不採算案件の減少により営業利益率は9.3%に高まる見込み。前期実績は7.7% だった。会社側の新しいEPS予想は148円85銭で、アナリスト4人の予想平 均139円を7%上回る。

京都きもの友禅(7615):8月に広告宣伝戦略を改定、主力の振袖を中心 に巻き返しを図るも、4-7月の不振分を吸収できず、08年3月通期の連結営 業利益予想を前期比1.4%増の24億円と、前回予想28億円から12%減額修正し た。EPS予想も7696円45銭に変更。

アトム(7412):不採算店の閉鎖を前倒しで行ったことに加え、回転ずし などの既存店で来店客数が減少、08年3月通期の営業利益(非連結)は前期比 13%増の12億600万円にとどまる見通し。前回予想は14億5100万円だった。固 定資産の減損処理などで特別損失を計上する方針で、純利益予想は8億5800万 円に2.6%引き下げられた。

丸大食品(2288):国際的な需給関係の変化により豚肉などの原料高が進 行し、9月中間期の連結営業利益率は0.92%前後にとどまる見通しとなった。 前年同期実績は1.13%だった。9月に東北北部を襲った集中豪雨で同社岩手工 場が冠水、1億2500万円の損害損失金を特別損失として処理するため、純利益 予想は13億円から7億2000万円に45%引き下げている。

日本ペイント(4612):中国などで自動車用塗料の売り上げが伸長、アジ ア事業を管掌する持ち株会社の収益増大を理由に9月中間期の連結純利益が32 億円の従来計画を38%上回り44億円になったもよう、と発表した。通期予想は 中間決算発表時に公表する。

中部日本放送(9402):9月中間期の連結純利益は前年同期比16%減の8 億8000万円になったもよう。従来予想は6億9000万円円。売上高は想定より

1.6%低い194億円にとどまるが、経費削減で収益性を高めた。正式な中間決算 発表は11月14日。

東福製粉(2006):製粉業界2位で同社の大株主の日本製粉が持ち株比率 を従来の6.99%から17.99%に高めた。九州地方での製造・配送の効率強化な どが目的で、日本粉は出資比率引き上げに2億1100万円を投じた。

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