米モルガン・スタンレー、人種差別訴訟で和解-1600万ドル支払いへ

米証券大手モルガン・スタンレーは、世界 富裕層向け資産運用部門で黒人やヒスパニックの従業員に人種差別をしたと訴 えられたことに関連し、1600万ドル(約18億3500万円)を支払って和解する ことで合意した。

サンフランシスコの米連邦地裁に22日提出された合意書によると、モルガ ン・スタンレーは報酬や昇進、仕事の配分で白人より不利な扱いをしたとして、 1300人の黒人・ヒスパニック従業員を代表する集団訴訟を起こされていたが、 今回の和解合意で集団訴訟が決着することになる。一方、モルガン・スタンレ ーは不正行為を否認している。

合意書によると、同社は支店の営業管理職向けに多様性に関する研修を実 施することや、黒人やヒスパニックの採用活動での取り組みを幹部の報酬に連 動させること、仕事の配分で最新の実績を考慮する方向に変更することに応じ た。

今回の和解合意は5年間の順守期間が設定され、この間の順守状況につい ては、同社や従業員側弁護士が指名した監視要員が見守る。

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