NY原油(22日):下落、最高値後の売り続く-トルコ情勢の緊張緩和

ニューヨーク原油先物相場は下落。先週 19日に取引中の過去最高値を記録して以降、売りが続いている。イラク北部の クルド人勢力に対しトルコ軍が近く越境攻撃を仕掛けるとの懸念が後退し、売 りを誘った。

クルド人グループからの攻撃によりトルコ兵8人が行方不明になったこと を受け、トルコ国内ではクルド人武装勢力への攻撃を求める声が高まっている が、トルコ政府は外交による問題解決を図る姿勢を打ち出した。ブルームバー グの調査によると、トルコの港湾都市ジェイハンを結ぶイラク原油パイプライ ンは日量15万3000バレルを送油する。

ナテクシス・ブライクローダー(ヒューストン)のアナリスト、ロジャ ー・リード氏は、「最初はトルコが即座に攻撃に踏み切ると思われていたが、 そうではなさそうだとの見方が広がった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物11月限は 前週末比1.04ドル(1.2%)安の1バレル=87.56ドル。11月限はこの日が 最終取引。中心限月の12月限は同93セント安の87.02ドルで引けた。

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