米アメックスの7-9月期:10%増益-カード利用や融資増加で(2)

クレジットカード会社で米3位のアメリカ ン・エキスプレス(アメックス)が22日発表した2007年7-9月(第3四半 期)決算は、前年同期比10%増益となった。会員の利用額や融資が増えた。純 利益はアナリスト予想を上回り、株価は時間外取引で上昇した。

純利益は10億7000万ドル(1株当たり90セント)となり、前年同期の9 億6700万ドル(同79セント)から増加した。ブルームバーグがまとめたアナ リスト15人の予想平均では、1株利益は85セントと見込まれていた。

第3四半期は過去1年で最低の増益率にとどまったものの、アメックスの カード保有者の支出額は前年同期比で16%増、カード保有者への融資は23%増 となった。ニルソン・リポート(カリフォルニア州オックスナード)によると、 米国では2005年に40%だったカード(デビットカードなどを含む)での支払い 割合が、2010年までに56%に上昇する見通しだ。

米国での貸倒引当金は第3四半期に6億3800万ドルと、前年同期比44%増 えた。前年同期は破産法改正に伴う不良債権減少で、貸倒引当金は「著しく」低 水準だったという。

アメックスの株価は前週末比24セント安の56.87ドルで終了。通常取引終 了後に発表された決算を受け、時間外取引では一時、3%高の58.60ドルとな った。年初来騰落率はマイナス6.3%。