米シェリング株価、6年ぶりの13%急落-決算が市場予想下回る

米製薬大手シェリング・プラウの株価が 過去6年あまりで最大の下げとなっている。22日に発表した7-9月期(第3 四半期)決算がアナリスト予想を下回ったことが売り材料となった。研究コス トの上昇と、コレステロール降下剤の成長鈍化が理由。

オランダ化学品大手アクゾ・ノベルの医薬品部門オルガノンの買収費用を 除くベースの一株利益は28セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト 14人の予想平均を2セント下回った。売上高は前年同期から9%増の28億 1000万ドルと第2四半期の14%増から伸びが鈍化した。

コレステロール降下剤「バイトリン」と「ゼチア」の売上高は後発医薬品 に押されて伸びが鈍化したとアナリストはみている。新薬2つが最終試験にあ るほか、ライセンス費用の支払いが響き、研究費は24%増加した。

レイモンド・ジェームズのアナリスト、マイケル・クレンサベージュ氏は 電話インタビューで「シェリングは予想を上回る決算が続いた後、勢いが鈍っ ている。バイトリンとゼチアの売り上げは株価が示唆するほど悪くはないが、 横ばいになっている」と指摘した。

株価は前週末比4.37ドル(13%)安の28.34ドルで引けた。一時は28 ドルちょうどまで下げた。

純利益は7億5000万ドル(1株当たり45セント)と、前年同期の3億 900万ドル(同19セント)と2倍あまりになった。