中国人民元:対ドルで下落-人民銀副総裁のG7声明に対する発言に反応

22日の中国外国為替取引では、人民元がド ルに対して下落した。ワシントンで19日開催された7カ国財務相・中央銀行総裁 会議(G7)での人民元一段高の呼び掛けにもかかわらず、中国人民銀行の呉暁霊 副総裁は中国が性急に為替相場システムを変更しないと表明したことに反応した

G7声明では、中国人民元の「上昇ペース加速」を容認するよう求める文言 が盛り込まれた。呉暁霊副総裁は19日、為替制度の変革は「管理された方法と緩 やかなやり方」で行われるだろうと語った。

HSBCホールディングスの為替トレーダー、チャン・シャオチャオ氏(上海 在勤)は、「人民元は依然として自らのペースで変動している」と指摘した上で、 「G7諸国の呼び掛けが人民元に影響を及ぼすとしても、この日のレートには反映 されない」と語った。

ブルームバーグのデータによれば、人民元は上海時間午後5時半(日本時間 同6時半)現在、前週末比0.01%安の1ドル=7.5086元。前回2月10日のG 7で、世界貿易の不均衡を縮小するためにさらに貿易比重に基づいた人民元の「変 動」を要求されたことを受けて、人民元は2営業日連続で下落しいた。