首相:社会保障の安定財源確保「先送りしない」-政府・与党協議会で

福田康夫首相は22日夕、首相官邸で開か れた「安心できる社会保障・税制改革に関する政府・与党協議会」の初会合で あいさつし、「社会保障、少子化などについて将来のあるべき姿を描いた上で、 それに必要な安定財源を確保し、将来世代への負担の先送りを行わないように することが与野党を問わず、政治の責任だ」と述べ、社会保障の負担増などに 伴う財源の安定的な確保に意欲を示した。

首相は「歳出改革は断固として進めるが、必要な歳出までもが削られ、国 民生活に影響が生じる事態は避けなければならない」とも強調。さらに、「安 定した成長と財政再建の両方を進める必要がある。経済成長戦略を着実に推進 すると共に、温もりのある政策も考えていくことが重要だ」とも述べた。

協議会には町村信孝官房長官、額賀福志郎財務相ら関係閣僚のほか、公明 党の太田昭宏代表、自民党の伊吹文明幹事長ら連立与党の党幹部が出席。自民 党の津島雄二税制調査会長ら両党の税制、社会保障の政策立案に関わる議員も 参加した。

町村氏は会合の冒頭、政府・与党協議会の下に実務者協議会を設定し、年 金と少子化対策に関し、具体的な議論を進める方針を示した。