欧州株:下落-BHPなど景気敏感株に売り-RBS中心に銀行株安い

欧州株式相場は下落した。週末開催された 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の声明で、信用コストの増大、過去最 高値の原油価格と米住宅市場の低迷が世界の経済成長を減速させるとの見方が示 されたことが売りの背景となった。

銅相場の下落を背景にBHPビリトンは安い。独トラックメーカーのダイム ラーと、オランダの家電メーカー、ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス を中心とした景気敏感株が下落した。スウェーデンの家電メーカー、エレクトロ ラックスも安い。米需要減少で減益となるとの見通しが嫌気された。

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を中心 に銀行株も売られた。クレディ・スイス・グループによるRBSの利益見通し下 方修正が響いた。

ダウ欧州株価指数は前週末比1.3%安の375.82で終了した。同指数の産業 別18グループのうち電気通信企業を除く17グループが下落した。ダウ欧州50 種株価指数は1.1%下げ、ダウ・ユーロ50種株価指数は1.3%低下した。

リシュリュー・フィナンス(パリ)で約50億ドルの資産運用に携わるサ ラ・セディック氏は、「市場関係者は景気の急激な減速やリセッション(景気後 退)を懸念している」と指摘し、「信用市場危機は経済全体に波及しつつある。 株式市場は小休止する時だ」と語った。

BHPビリトン、ダイムラー

オーストラリアの大手鉱山会社、BHPビリトンは3.9%安。ロンドン市 場の銅先物(3カ月物)は一時、前週末比2.6%下げた。ニッケルなども総じて 安い。

ダイムラーは2.9%下落。フィリップスは2.3%安。エレクトロラックスは

8.2%急落と、ダウ欧州株価指数の構成銘柄の中で最大の下げとなった。

信用コストの上昇

RBSは1.7%下げた。クレディ・スイスはRBS株の投資判断を再開し、 「アンダーパフォーム」に指定、目標価格を480ペンスとした。

英個人金融大手のロイズTSBグループは1.2%下落。クレディ・スイスに よる投資判断は「アウトパフォーム」から「中立」に下方修正された。

英銀3位のバークレイズは1.6%安。クレディ・スイスはバークレイズの投 資判断を「中立」で再開した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前週末比68.60ポイント(1.1%)安の6459.30。FTオ ールシェア指数は同35.76ポイント(1.1%)下げて3319.49。

ドイツのDAX指数は89.18ポイント(1.1%)安の7794.94。HDAX指 数は49.16ポイント(1.2%)低下し3992.67。

フランスのCAC40指数は前週末比79.21ポイント(1.4%)下げ5661.27 で終了した。

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