NY原油(19日):反落、90ドル突破後に売り-供給十分との見方で

ニューヨーク原油先物相場は反落。早朝 に1バレル=90ドルを上回り、過去最高値を更新したが、その後は供給が十分 にあるとの見方から売りが優勢になり、下げに転じた。

米エネルギー省によると、12日に終わった週の原油在庫は同時期の過去5 年の平均を7.8%上回っている。今週はドル安に加え、トルコがイラク北部に 拠点を置くクルド人武装勢力を攻撃する懸念から買い進まれ、連日で過去最高 値を更新した。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケ ル・リンチ社長は「需給ファンダメンタルズは弱く、今後1か月は原油価格が 下落すると考えている。原油在庫は健全な水準にあり、米国の需要が弱まって いるとの兆候が増えている」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物11月限は 前日比87セント(1%)安の1バレル=88.60ドルで終了した。一時は

90.07ドルと1983年の原油先物取引開始以来の最高値を付けた。週間ベース では5.9%高と、3月23日に終わった週以来の高い上昇率となった。過去1 年では51%上昇している。

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