【注目株】キリン、日航、ソニー、王子紙、テルモ、アコム、藤田(2

19日の材料銘柄は以下の通り。

キリンホールディングス(2503):19日付の日本経済新聞は、キリンが 医薬品の協和発酵(4151)を買収する方向で同社と交渉に入ったと報じた。キ リンは協和発酵を傘下に入れて医薬品やバイオ関連の事業を強化し、ビール事 業の伸び悩みを補うという。

日本航空(9205):19日付の日本経済新聞は、日航の9月中間期の連結 営業利益が前年同期の約3倍の250億円程度になったようだ、と報じた。国際 線の需要回復や不採算路線からの撤退などコスト削減が寄与したという。

新日本製鉄(5401):オーストラリア最大のエネルギー会社ウッドサイド 社から、同社が豪北西部で三井物産などと共同で開発を進める液化天然ガス (LNG)プロジェクト向けに、海底ガスパイプライン用鋼管を約13万トン、 総額200億円で受注した。年末から2008年秋までに納入するとしている。

テルモ(4543):9月中間期の連結純利益は前年同期比25%増の230億 円程度になったようだ、と19日付の日本経済新聞が報じた。従来予想を30億 円弱上回り、中間期過去最高を更新するという。海外ではカテーテル(医療用 細管)が好調なうえ、国内でも薬剤充てん済み注射器などが伸びたという。

イオン(8267):18日の終値1749円で19日の通常取引開始前に3500万 株を上限とする自己株式(普通株式)の買付委託を行うと発表した。取引は 19日午前8時45分の東京証券取引所のToSTNET-2において委託を行 う予定。

ngi group(2497):保有するミクシィ(2121)株式を一部売却 し、保有比率を引き下げたことが明らかになった。ngi groupが18日、 関東財務局に提出した大量保有報告書によると、ミクシィの株式を8月14日 から報告義務発生日の10月11日までに市場内取引で断続的に売却し、合計保 有株数は1万2486株となった。その結果、発行済み株式に対する保有比率は 従来の9.37%から8.37%に低下した。保有目的は「純投資(投資育成目的で 保有)」としている。

王子製紙(3861):19日付の日本経済新聞によると、08年3月期の連結 経常利益は前期比27-30%減の450億―470億円程度になる見通しで、従来予 想の420億円より減益幅が縮小するという。原油や古紙など価格高騰を背景に 原材料コストが膨らむものの、印刷用紙や段ボール関連などの値上げで吸収し、 従来予想を上回ると伝えている。

鉄鋼株:日本鉄源協会(東京都中央区)が18日公表した国内主要3地域 での10月第3週の鉄スクラップ平均価格(東京、名古屋、大阪:標準品H 2)は、1トン当たり3万7263円と前週比で78円下げた。国内や韓国などア ジア鉄鋼メーカーの旺盛な需要に支えられ、5月第5週以降一本調子で上昇。 9月第1週以降4週にわたり3万3741円と、同協会が調査を開始した1980年 来の最高値に張り付いていたが、ほぼ5カ月ぶりに前週比で下げた。

日立ハイテクノロジーズ(8036):9月中間期の連結営業利益は、前年同 期とほぼ同じ250億円前後になったもようだ。19日付の日本経済新聞が伝え た。従来予想は9%減の189億円。海外向けの医用分析装置の販売が好調で、 ライフサイエンス部門の利益が想定を上回ったことが要因だと報じている。

ソニー(6758):ゲーム機「プレイステーション(PS)」の心臓部であ るMPU(超小型演算処理装置)「Cell(セル)」の生産設備などを、来 年3月をめどにセルの共同開発相手の東芝(6502)に売却することで基本合意 した。2007年度中の最終合意を目指す。同じく共同開発企業である米IBM には、セルの次世代製品も引き続き製造を委託する。

小糸製作所(7276):9月中間期の連結営業利益は前年同期比1%増の96 億円程度になったもようだと、19日付の日本経済新聞が報じた。従来は新工場 の初期費用負担を踏まえ9%減益を見込んでいたが、一転増益になるという。 自動車用照明が高付加価値品を中心に伸びたうえ、航空機・鉄道車両用のシー トも好調だったとも伝えている。

リケン(6462):新潟県中越沖地震で事業所が被害を受けたことで、9月中 間期の連結純利益が前年同期比44%減の13億円になったもようと発表。従来予 想は23億5000万円と増益を見込んでいたが、地震災害による資産の除却や復旧 費用の発生が響く。

全日本空輸(9202):保有航空機の耐用年数や残存価額の見直しを行い、 9月中間期に臨時償却費223億円を特別損失に計上する。08年3月期の年間 業績予想には連結・単体とも影響ないとしている。

アコム(8572):9月中間期の連結純利益が約248億円になったもようと 発表。貸倒費用の減少などで経常利益は従来予想を上回る見込みだが、純利益 は有価証券評価損などの計上により従来予想の295億円を下回る。前年同期は、 上限金利の引き下げに伴う利息返還請求に備えた引当金が膨らみ、純損益は 2821億円の赤字だった。

クインランド(2732):18日に大阪地裁に民事再生手続き開始の申し立て を行い、受理された。負債総額は17日現在で約203億円、うち有利子負債は176 億円。96年の設立来、自動車買取専門店の運営などを行い、2000年からはウェ ブサイトの構築、製作支援にも参入。しかし、05年6月期以降は積極的なM& Aで投下した資金回収が進まず、足元はデジタル・マーケティング・エンジニ アリング・サービスへの資源集中、資産売却など事業の再編に取り組んでいた。 大証はクインラン株を11月19日付で上場廃止にする。

東京ガス(9531):オーストラリアの石油・ガス会社、ウッドサイド・エ ナジーが西オーストラリア州に保有するガス田の権益5%を取得することで同 社と合意した。購入金額については言及していない。

藤田観光(9722):第3四半期累計(07年1月-9月)の連結経常利益は前 年同期比46%増の25億9500万円。ワシントンホテル事業で地方の老朽化したホ テルを閉鎖し、新仕様のホテルの増設を進めたことが寄与した。前年同期に不 動産売却に伴う特別利益が増加した反動で、純利益は同52%減の13億1600万円。

ウイル・コーポレーション(7831):連結子会社の解散による連結売上高 の減少に加え、ダイレクト・マーケティング事業で新商品なども伸び悩み、07 年10月期(通期)の連結営業損益予想を従来の2億3000万円の黒字から5000万 円の赤字に下方修正した。前期は8億7400万円の赤字だった。

ダイダン(1980):9月中間期の連結営業損失は従来予想の10億円に対して16 億7000万円になったもよう、と発表した。前年同期は11億3100万円の赤字だっ た。一部の大型工事で大幅に採算が悪化し、赤字幅が拡大した。

米久(2290):ハム、ソーセージなどの原料用輸入豚肉の価格上昇により、売 上総利益率が低下したことなどで、8月中間期の連結経常利益は前年同期比

8.4%減の16億6700万円にとどまった。一方、チムニーの公募増資に関連した 持分変動利益や関係会社株式売却益の特別利益を計上し、純利益は同2.2倍の 9億700万円と拡大した。

HIOKI(6866):プリント基板の画像検査事業を手掛ける子会社が不 採算なうえ、新工場の減価償却費、事業の譲り受けに伴う人件費、のれん償却 額の発生などの影響で、第3四半期累計(1月-9月)の連結純利益は前年同 期比36%減の11億800万円にとどまった。

日東ベスト(2877):畜肉などの輸入原料価格の高止まりに加え、燃料や資 材などのコスト上昇により、9月中間期の連結営業利益は前年同期比84%減の 2500万円にとどまったもよう、と発表した。価格競争も収益悪化要因。従来予 想は1億8000万円と増益を見込んでいた。

ゲンキー(2772):第1四半期(6-9月)の連結純利益は前年同期比63%増 の1億9700万円。既存店売上高が前年同期比2.7%増と堅調に伸びたうえ、新規 出店を進めたことが奏効した。中間期の連結純利益予想は前年同期比59%増の 3億5800万円を据え置いた。

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