米グーグルの7-9月:46%増益、予想上回る-時間外で株価上昇

インターネット検索サイト運営の米グーグ ルが18日発表した2007年7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比46%増 益となり、アナリスト予想を上回った。オンライン広告収入や動画共有サイト、 ユーチューブでの広告販売が増えた。

純利益は10億7000万ドル(1株当たり3.38ドル)と、前年同期の7億3340 万ドル(同2.36ドル)から増加。株式報酬を除いたベースの1株利益は3.91 ドルとなり、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想平均の3.78 ドルを超えた。

売上高は前年同期比57%増の42億3000万ドル。提携先サイトへの支払い 分を差し引いた売上高は30億1000万ドルと、アナリスト予想平均の29億4000 万ドルを上回った。

グーグルは上場以来13四半期連続で、50%超の増収を達成している。同社 は検索市場でのシェアを伸ばし、調査会社コムスコア・ネットワークスによる と、8月の世界シェアは同業の米ヤフーの4倍だった。

ビクトリー・ニューブリッジ・キャピタル・マネジメントの投資責任者、 エリック・マロナク氏は、「グーグルは依然として全体に好調なようだ」として、 「同社ほど大きな流れの中心に位置している企業は見当たらない」と話した。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、8.51ドル 高の648.13ドルとなった。通常取引の終値は前日比6.14ドル高の639.62ドル。

ビジネスモデルが引き続きうまく機能

エリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は電話会議で「当社のビ ジネスモデルが引き続き非常にうまく機能していることは明らかだ」と述べた。

グーグルの4-6月(第2四半期)利益は、研究開発費増大や採用拡大で、 アナリスト予想を下回った。ソラリス・アセット・マネジメントの投資責任者 ティム・グリスキー氏は「利益が予想を上回るという傾向に戻ったのは良いこ とだ」と論評した。

グーグルは第3四半期に2130人を採用し、総従業員数は1万5916人とな った。シュミットCEOは、同四半期の採用の一部は以前から決まっていたも ので、採用は慎重に計画して進めていると語った。

第3四半期の売上高の内訳は、グーグルの自社サイトからの売り上げが 68%増の27億3000万ドル、提携先サイトが40%増の14億5000万ドルだった。 設備投資は5億5260万ドルと、前年同期の4億9220万ドルに比べ増えた。

グーグルは同社の方針に基づき利益見通しを発表しない。

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