9月の米景気先行総合指数:0.3%上昇-株高やレイオフ減少が寄与

米民間調査機関コンファレンス・ ボードが18日に発表した9月の米景気先行指標総合指数(LEI)は前 月比0.3%上昇した。株価の上昇や失業保険申請件数の減少が寄与した。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値(0.3%上 昇)と一致。一方、8月は0.8%低下と速報値の0.6%低下から下方修正 された。

株価は9月としては1998年以来最大の上昇となった。サブプライム (信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の混乱を受けて、米連邦公開 市場委員会(FOMC)が景気拡大の維持を目指し利下げに踏み切った ことが好感された。

マリア・フィオリニ・ラミレスの米国担当チーフエコノミスト、ジ ョシュア・シャピロ氏はこの統計は「景気後退が差し迫っていることを 示唆するものではないが、強い内容でもない」と指摘。さらに、「今四 半期と来四半期には景気拡大の著しい鈍化がみられよう」と述べた。

9月18日FOMCでの0.5ポイントの利下げで、S&P500種株価 指数は同日約3%上昇した。9月にはS&P500種は平均1497.1ポイン トと、8月の1454.6ポイントから上昇した。

LEIを構成する10項目のうちS&P500種株価指数の寄与度はプ ラス0.11ポイント。

週間失業保険新規申請件数はプラス0.11ポイントの寄与。9月の週 間新規申請件数は平均31万3300件。8月は32万3200件だった。

消費者期待度指数を示すロイター・ミシガン大学消費者マインド指 数のLEI寄与度はプラス0.01ポイントとなった。住宅着工許可件数の 寄与度はマイナス0.2ポイントだった。

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