インド株は一段安の公算-海外からの投資規制強化策の決定来週に控え

インドのセンセックス30種株価指数は、 海外からの投資に対する規制強化策が来週決定されるまで、低迷が続く可能性 がある。資金流入が過去最高となるなか、同指数のここ1カ月の上昇率は世界 の主要株価指数で最高となっている。

17日のインド株式相場では取引開始早々、時価総額約1200億ドル(14兆 円)が失われ、取引停止を余儀なくされた。その後、同国のチダムバラム財務 相の発言や海外投資家の買いを受け、センセックス指数は反発した。

インド証券取引委員会(SEBI)は、880億ドル規模に達しているヘッ ジファンドを含む未登録投資家によるインド株投資の抑制策について、25日に 決定する。こうした投資の手段となっているデリバティブ(金融派生商品)に 制限を加えることは、投資家に保有資産の開示を迫る規制当局の方針の一環。

アバディーン・アセット・マネジメントのファンドマネジャーで新興市場 部門の責任者、デバン・カルー氏(ロンドン在勤)は「株式は目先、下押し圧 力にさらされるだろう」と指摘。「政策に関する不透明感が払しょくされるま で、市場は大きく振れやすい状態が続くことになろう」との見方を示した。

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