9月の米景気先行指数は上昇、10月フィラ連銀指数は低下か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関61社を対象に実施した調査によれば、民間調査機関コンファレンス・ボ ードが20日に発表する9月の景気先行指数は、前月から0.3%上昇(中央値) と、8月の同0.6%低下からプラスの伸びに転じたもよう。株高や失業減少が 支えになったとみられている。

株価は9月としては1998年以来の大幅な上昇となった。サブプライム (信用力が低い個人向け)住宅ローン危機の影響を受けた景気を支えるため、 米金融当局が利下げに踏み切ったことが背景となった。景気先行指数は、同国 の経済成長が鈍化する可能性は高いものの、住宅市場の低迷は景気後退(リセ ッション)にはつながらないという見方を裏付ける内容になりそうだ。同指数 は、今後3-6カ月の経済の方向性を示している。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのシニアエコノミスト、ドル ー・マタス氏は、米景気は減速してきているが「腰折れしたわけではない」と 指摘。「追加的なマイナス面での衝撃がなければ、リセッションには陥らない だろう」と述べた。

景気先行指数の発表時刻は午前10時(ワシントン時間、以下同じ)。調 査での予想レンジは前月比0.3%低下から0.6%上昇までとなっている。

労働省が同日午前8時半に発表する10月13日終了週の失業保険新規申請 件数(季節調整済み)は31万2000件(41社の中央値)と、前週の30万8000 件から増加したもようだ。

フィラデルフィア連銀が正午に発表する10月の同地区の製造業景況指数 は7.0(57社の中央値)と、9月の10.9から低下が見込まれている。同指数 はゼロが景気縮小、拡大の分かれ目になる。今年これまでの平均は5.7。