三菱UFJなど銀行株が続落「ノンバンク懸念」残る-UBSは評価下げ

大手銀行株が続落。サブプライムローン 問題による米大手銀行の業績悪化や、傘下ノンバンクの不振による本業収益拡 大の遅れを背景に売りが先行。TOPIXの下落寄与度上位には三菱UFJフ ィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなど3メガバンク が顔を出した。UBS証券は16日、主要行の目標株価を引き下げた。

午前終値は三菱UFJの株価が前日比38円(3.6%)安の1021円、みずほ フィナンシャルグループは2万5000円(4%)安の60万6000円、三井住友F Gは4万6000円(5.3%)安の82万8000円。これら3メガバンクの株は東証 1部市場の売買代金上位5位以内に入るなど取引も膨らみ、前日に続いて株式 相場全体の下げを主導している。

目標株価を引き下げたUBS証の田村晋一シニアアナリストは、「米サブ プライム関連の直接的影響は限定的とみるが、ノンバンクは過払い返還負担の 増加で業績悪化リスクにボトムが見えず、銀行の収益と株価への影響も長期化 する可能性が出てきた」(16日付リポート)と指摘している。

UBS証では三井住友FGの目標株価を125万円から110万円、みずほF Gは88万6000円から68万円、三菱UFJは1500円から1150円に引き下げた。 田村アナリストは低迷する銀行株について「外国人投資家を中心に銀行に対す る収益の成長性が感じられないとの見方が広まっており、株価が安くなっても 買おうという機運が盛り上がらない」と話していた。