【注目株】HOYA、住宅関連、双日、スタンレー、ゴールドクレ(2

18日の材料銘柄は以下の通り。

HOYA(7741):18日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の2007年9 月中間連結営業利益は前年同期比10%減の500億円程度になったもよう。中間 期末にかけてHDD(ハードディスク駆動装置)用ガラスディスクの歩留まり が改善し、7月下旬に公表した従来計画の490億円を上回ったと言う。またペ ンタックス買収に伴うのれん代は700億円前後となる見通しで、20年で均等償 却するとも伝えた。

信越化学工業(4063)や竹内製作所(6432)などの米住宅関連メーカー:米 商務省が17日に発表した9月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下 同じ)は前月比10.2%減の119万1000戸。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト予想中央値(128万戸)を下回り、14年ぶりの低水準となった。 住宅着工許可件数も7.3%減の122万6000戸と市場予想より悪かった。

TOPIXコア30指数(TPXC30 <Index>)構成銘柄:国際通貨基金(IM F)は17日発表の世界経済見通しで、2008年の世界の経済成長率予想を4.8% と、7月時点での予想5.2%から下方修正した。米国の成長率を従来の2.8%か ら1.9%に引き下げた。日本については08年の成長率を1.7%にし、前回予想の

2.0%から引き下げた。時価総額の大きい主力銘柄を中心に売りが集まる可能 性がある。

双日(2768):18日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の08年の連結経 常利益は前期比8%増の970億円前後になる見通しで、4月時点の予想値を約 50億円上回るという。新興国で自動車販売が好調なうえ、資源高を背景にエネ ルギー・金属資源部門が伸びるという。

ゴールドクレスト(8871):新築分譲マンションの販売が好調に推移する一 方で、広告宣伝費を中心に経費も圧縮、07年9月中間期の連結純利益は前年同 期比27%増の59億円になったもよう。前回予想は45億5000万円だった。会社側 は08年3月通期の業績計画を据え置いた。

スタンレー電気(6923):18日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の07 年9月中間期の連結営業利益は前年同期比15%増の210億円程度になったもよ う。従来予想は196億円。主力の自動車用照明機器が海外向けを中心に拡大し、 中間期としては過去最高を更新する見通しで、中間配当を期初計画の13円より 1-2円増やす公算が大きいという。

エフ・シー・シー(7296):北米・タイの子会社の業績が好調に推移、ロイ ヤルティー収入が増加するほか、想定より為替が円安だったため、9月中間期 の連結営業利益は前年同期比14%増の77億5000万円になる見込み。前回予想は 73億円だったため6.2%の上振れとなる。正式な中間決算発表は今月25日の予 定。

極洋(1301):18日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の9月中間期の 連結営業利益は前年同期比12%減の12億円前後にとどまる見通しで、従来予想 の14億5000万円を17%近く下回る。BSE(牛海綿状脳症)発生による欧米の 肉食離れや新興国の需要増で水産物の輸入価格が上昇したのが響いたという。

SMK(6798):携帯電話や薄型テレビ向けの映像・音響部品が好調に推 移、子会社からの受取配当金も想定を上回ったため、9月中間期の単独営業利 益は前年同期比31%増の18億円になる見通し。通期予想は中間決算発表時に公 表する予定。

日本バルカー工業(7995):石油化学や鉄鋼業などの各種プラントの配管 に使われるシール材の需要が拡大、9月中間期の連結経常利益は前年同期比 11%増の21億円になったもよう。前回予想は20億円だった。堅調な業績を背景 に繰延税金資産の回収可能性が高まったと判断、08年3月通期の連結純利益予 想を21億5000万円から30億円に4割引き上げた。1株利益(EPS)は32円75 銭。

ミクシィ(2121):ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) のユーザー数が順調に増加、従来型の広告に加え新たに導入した動画関連広告 なども寄与し、9月中間期の単体純利益は前年同期比2.2倍の9億5000万円に なったもよう。前回予想は7億円だったため36%の増額修正となる。

トキメック(7721):18日付の日本経済新聞朝刊によると、9月中間期の 連結経常利益は前年同期比2.2倍の13億5000万円程度になったもようで、従来 予想を7億円近く上回り過去最高を更新するという。自動操舵装置や海図情報 表示装置などの船舶機器が日中韓の造船メーカー向けに伸びたという。

USEN(4842):光通信を中心に契約者数が増加、ブロードバンド・通信 事業が黒字化し、07年8月通期の連結営業利益は前年同期比4.5倍の159億円と なった。18日付の日本経済新聞朝刊によると無料動画配信「GyaO(ギャ オ)」は約30億円の赤字。

富士通コンポーネント(6719):情報ネットワーク機器や車載向けなどが 好調に推移、08年3月期の連結経常利益は前期比8.0%増の18億円になる見込 みと発表した。微減益予想が一転、増益になった。固定資産の減損損失を計上 するが、繰延税金資産の計上もあるため、純利益は同34%増の17億5000万円と 大きく伸びる。

愛知製鋼(5482):昨年稼働した新工場が寄与したうえ原価低減も進み、9 月中間期の連結純利益は前年同期比0.2%増の32億円になったもよう。前回予 想の20億円から12億円(60%)の引き上げ。期初段階では原材料高などを理由に 大幅な減益を見込んでいたが、自動車鋼板向けが伸びて営業増益も実現する。

メディカル一光(3353):同社の調剤薬局を利用する患者らの処方せん単価 が上昇し、既存店売上高が計画を上回ったほか、買収先の山梨薬剤センターな ども好調に推移、08年2月通期の連結純利益は前期比4.7倍の2億1600万円に なる見込み。前回予想の1億8200万円から3400万円(19%)の引き上げとなる。

マーベラスエンターテインメント(7844):海外への番組販売や映像コンテ ンツの二次利用収入などが想定を上回り、9月中間期の連結純利益は5億円に なる見込み。前年同期実績は5億9100万円の赤字、前回予想は3億円の黒字だ った。

ソリトンシステムズ(3040):内部統制の強化などを受けて採算の良いセ キュリティー製品の販売が好調に推移、9月中間期の連結純損益は5000万円の 黒字を確保できる見通しになった。前回予想は9000万円の赤字だった。

日本インター(6974):液晶テレビ向けの8インチ新商品が計画ほど良くな かったとして半導体素子製品の低迷を主因に9月中間期と08年3月通期の業績 予想を減額修正した。通期の連結営業利益予想は26億円から10億円に62%引き 下げ。

三ッ星(5820):銅価格高騰で電線を買い控える向きが増えたほか、改正建 築基準法の施行で住宅着工戸数が7月以降に減少した影響でポリマテック(合 成樹脂の一種)製品も低迷、今期業績予想を減額修正した。08年3月通期の連 結営業利益予想は3億6300万円から2億2600万円に38%引き下げられ、一転減 益に。

レナウン(3606):天候不順を受けて値引き販売が増加、粗利益率の悪化に 伴い、07年8月中間期の最終損益は30億円の赤字となった。前年同期は34億円 の赤字だった。若い女性向けの衣料が低迷している。

トヨタ自動車(7203):燃料装置に不具合があった乗用車「クラウン」など 13車種、計47万1827台について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に 届けた。対策費用は明らかにしていない。

大陽日酸(4091):18日付の日本経済新聞朝刊によると、同社は09年春か ら米国でヘリウムを生産する。米企業と合弁会社を設立し日本の消費量の約1 割に相当するヘリウムを国内向けに供給する。ヘリウムは薄型パネルや半導体 の製造に不可欠な工業ガスで、同社は自前で生産設備を持ち安定調達できる体 制を整える。

マツモトキヨシホールディングス(3088):250万株、50億円を上限に自社 株買いを行う。発行済み株式の4.67%に相当する。取得期間は今月18日から08 年3月31日。