IMF見通し:金属と食品価格は来年「軟化」へ-供給増が追い風に

国際通貨基金(IMF)は17日発表した「世 界経済見通し」で、金属や食品価格は供給増を追い風に、来年下落するとの見 通しを示した。

IMFは「金属価格は最近の高値から軟化する見通しだ」と指摘。「食品価 格も中期的には落ち着くはずだ」と説明した。

中国の需要に供給が追いつかないことを背景に、商品相場は過去5年間に 急上昇している。鉛や小麦はここ1カ月に最高値を相次いで更新。IMFのエネ ルギーを除く商品指数は1-8月に7%上昇した。

IMFは「今後は、供給が需要増に対応するなかで、同指数は下落する見 込みだ」と指摘した。

その一方で「大半の金属について在庫は低水準で推移している。供給が中 断されるような事態では、その緩衝材としての役割は低下する」との見方を示し た。

食品価格については、大豆や小麦にけん引されて1-8月に10.5%上昇し たと説明。「トウモロコシや小麦、肉の在庫対消費比率の低下で明らかなように、 需給バランスの全般的な引き締まりに伴い価格が上昇している」と分析してい る。中国は世界の大豆・肉消費増加分の35-40%を占めているという。

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