東京スター銀買収:メリルなど4社、融資参加機関募る-減額も検討

国内投資ファンドのアドバンテッジ・パ ートナーズによる東京スター銀行買収計画で、融資提供に合意している米メリ ルリンチら金融機関4社はリスクを分散させるため、さらなるパートナー企業 を募っていることが関係者3人の話で明らかになった。

東京スター銀買収でアドバンテッジに資金を供与するのは、メリルのほか 新生銀行、クレディ・アグリコル傘下のカリヨン、ウニクレディトのMIB投 資銀行部門。同4社はまた、当初最大で1600億円のシニアローン(優先ロー ン)提供を見込んでいたが、この関係者によると、東京スター銀の時価総額が 下がっていることから融資を減額する方向でも検討している。

東京スター銀の時価総額は、過去6カ月間で15%減の2370億円に落ち込 んだ。サブプライム(信用力の低い個人向け)ローンでの損失が銀行の業績を 損ねるとの懸念が背景にある。

関係者によるとシニアローンの供与額は約1300億円に引き下げられるほ か、優先順位の低いジュニアローンの供与規模もこれまでの600億円から約 500億円に減額される可能性がある。

関係者の一人は、現段階で少なくとも銀行5行がこの融資に参加しており、 さらに増える可能性があると語った。ここ1-2週間で手続きが完了する予定 だという。

アドバンテッジ、メリル、東京スター銀の広報担当はいずれもコメントを 避けた。