米ヤフー7-9月期:減益ながらアナリスト予想上回る-株価急伸

ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーが 16日発表した2007年7-9月(第3四半期)決算は、減益ながらアナリスト予 想を上回った。他社買収や広告向け新ソフトが奏功し、成長を促していること が示唆された。

純利益は1億5130万ドル(1株当たり11セント)と、前年同期の1億5850 万ドル(同11セント)に比べ4.6%減少した。提携先サイトに支払う部分を除 いた売上高は前年同期比14%増の12億8000万ドルとなり、アナリスト予想を 上回った。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想平均では、売上高12 億4000万ドル、1株利益8セントが見込まれていた。

6月にヤフーに戻った共同創業者のジェリー・ヤン最高経営責任者(CE O)は、検索連動広告で米グーグルを追撃すると同時に、グラフィック広告の 販売を増やそうとしている。検索のシェア低下は続いているものの、広告事業 全体は加速している可能性がある。

ソレイユ・セキュリティーズのアナリスト、ローラ・マーティン氏は「投 資家は実践と集中を期待している」と話した。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、2.38ドル (8.9%)高の29.07ドルと急伸した。通常取引の終値は前日比1.17ドル(4.2%) 安の26.69ドル。

ヤフーは、10-12月(第4四半期)売上高は13億1000万-14億5000万 ドルとの見通しを示した。アナリストは平均で13億8000万ドルを予想してい た。