米マテルの7-9月期:減益、中国製玩具の回収響き市場予想下回る

玩具最大手の米マテルが15日発表した 2007年7-9月(第3四半期)決算は、利益と売上高がアナリスト予想を下回 った。過去2カ月に実施した中国製商品2100万個の回収が響いた。

塗料に許容量を超える鉛が含まれている「バービー・キッチン」や、子供 が誤飲する恐れのある磁石の付いた「ポリー・ポケット」の回収に伴い第3四 半期に計上した費用は税引き後で3100万ドル(約36億4000万円)。同社は 年末商戦に向けて検査を強化している。

純利益は、前年同期比0.9%減の2億3680万ドル(1株当たり61セン ト)。売上高は同2.7%増の18億4000万ドル。

ケビン・ファー最高財務責任者(CFO)が15日のアナリスト・投資家 向け電話会議で明らかにしたところによると、製品検査に関連した販売遅延で、 売上高は最大5000万ドル減少した。今回の回収騒動を受け、マテルは問題の 業者との取引を停止したほか、安全性基準の厳格化を実施した。ロバート・エ ッカート最高経営責任者(CEO)は電話会議で、年末商戦向けに出荷予定の 玩具はすべて検査済みだと説明した。

ファーCFOによると、回収費用は1株当たり8セント。それを除いたベ ースの1株利益は69セントだった。ブルームバーグがまとめた1株利益のア ナリスト予想平均は70セント、売上高の予想平均は19億1000万ドルだった。

マテルの株価は15日、前日比23セント安の22.22ドルで終了。最初の回 収以降、株価は5.8%下落した。

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