円とSフラン予想下方修正、キャリー取引復活は予想より急速-シティ

米銀最大手シティグループは12日付のリポ ートで、円とスイス・フラン相場の年末予想を下方修正した。世界の株価上昇 でキャリートレードが活発化すると予想した。

シティの為替エコノミスト、ガブリエル・デコック氏、スティーブン・ハ ルマリック氏、山本雅文氏は、年末の円相場予想を1ドル=114円と、従来の 112円から円安方向に修正した。スイス・フランは1ドル=1.18スイス・フラ ンと、1.15スイス・フランからスイス・フラン安に修正した。

エコノミストらはリポートで、「円上昇予想を再度後退させた」として、株 価上昇とボラティリティ(変動性)低下で「予想よりもはるかに急速にキャリ ートレード再開のインセンティブが高まった」と書いている。

低金利の円やスイス・フランはキャリートレードの調達通貨として人気が 高い。シティはスイス・フランの対ユーロ相場予想も1ユーロ=1.66スイス・ フランと、従来の1.62スイス・フランから引き下げた。

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