アールエイジがマザーズ上場、買い気配のまま初日終了-居住用不動産

居住用不動産の管理運営、開発販売などを 手掛けるアールエイジが15日、東証マザーズ市場に新規上場した。取引初日は 買い注文が殺到して値が付かず、公募価格7万円に対し、14万2000円買い気配 のまま終えた。注文状況は、差し引き1万株以上の買い超過。業績が拡大傾向 にあることや、不動産開発の企画力が評価された。初日に取引が成立しなかっ たのは8月に福証Qボードに上場した日創プロニティ以来、約2カ月ぶり。

SMBCフレンド証券投資情報部の大川恵司次長は、「今回の公募価格は、 マーケットの環境が悪かった時に仮条件の下限に当る7万円と決まった。ただ、 新興市場が回復傾向にある上、PER(株価収益率)が低位なこともあり、買 い注文が入ったのではないか」と指摘した。

リテラ・クレア証券の井原翼理事・情報部長は、「不動産を上手く活用し ており、事業内容が面白い。今後も業績拡大が見込めることが大量の買い注文 につながっている」とみていた。

同社は1986年設立。東京都と千葉県を中心に、不動産物件を所有者から一 括して借り上げてリフォームや管理業務を請け負うほか、不動産開発販売も手 掛ける。狭小地や変形地といった一見マンション用地に適さないと思われる場 所も、企画力を駆使して顧客にアピール。バイク愛好者向けには、住居スペー スに駐輪できるようにし、部屋に居ながら愛車を見えるように工夫したものも ある。

07年10月期の連結業績予想は売上高が前期比8.7%増の40億3800万円、 営業利益が同39%増の4億7300万円、純利益が同46%増の2億2500万円。1 株当たり利益は1万7853円11銭。

アールエイジは上場に際し、1500株の公募と1000株の売り出しを実施した。 主幹事は新光証券が務めている。

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