NZの7-9月期CPI:前期比0.5%上昇に鈍化-NZドル下落

ニュージーランド(NZ)統計局が15日 発表した同国の7-9月(第3四半期)の消費者物価指数(CPI)は前期比

0.5%上昇し、伸びは4-6月(第2四半期)の同1%から鈍化した。NZド ルの16%上昇で、自動車やコンピューターの輸入価格が抑制された。政府によ る医療費引き下げも上昇を鈍化させる一因になった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト13人を対象とする調 査の予想中央値は前期比0.8%上昇だった。前年同期比では1.8%上昇。

NZ準備銀行のボラード総裁は9月、2007年末までにインフレ率が中銀目 標の1-3%の上限に達し、09年半ばまでその水準が続くとの見通しを示した。 エコノミストによれば、準備銀は少なくとも来年7月までは、現在8.25%と過 去最高水準にある政策金利を引き下げない公算が大きい。

ASB銀行のエコノミスト、ダニエル・ウィルス氏は「準備銀は、国内で 生じたインフレが引き続き高い点を懸念している」と述べた。

外国為替市場ではNZのCPI発表後、NZドルが下落。ウェリントン時 間午前10時52分(日本時間同6時52分)現在、1NZドル=0.7744米ドル と、発表直前の同0.7786米ドルを下回っている。

準備銀は7-9月期のCPI上昇率を前期比0.8%と予想していた。