ダイエー:PBセービングをトップバリュへ-中間純利益3.4倍(2)

経営再建中のスーパー、ダイエーは12日、 自主企画するプライベートブランド(PB)商品の「セービング」を資本・業務 提携したイオンのPB「トップバリュ」に2008年3月から順次切り替えていく と発表した。

09年2月期(08年3月-09年2月)中に食品や生活用品、衣料品などトッ プバリュ商品980品目を導入する。同期の売上高はトップバリュが200億円、セ ービングが40億円を計画する。08年中にセービングの販売は終了する。

西見徹社長は会見で、「セービングは価格訴求型商品だったが、値ごろ感の あるものを提供するのが難しくなってきた」と説明、イオンとの提携で「価格競 争力のある、より良い商品を提供していく」と語った。

ダイエーは今下期から独自ブランドの体系や開発領域なども見直す。トップ バリュとダイエーの独自開発商品を合わせた販売は、同期中にダイエーの売り上 げ構成比で約9%に当たる575億円(現在は7%に相当する440億円)を目指す。

OMCの売却益で中間純利益膨らむ

同時に発表した07年8月中間期の連結決算によると、純利益は前年同期比

3.4倍の460億円だった。オーエムシーカード(OMC)株などの売却で純利益 が膨らんだが、天候不順などにより衣料品を中心に販売が振るわず、従来予想を 下回った。既存店売上高は同4%減だった。

中間期の連結営業収益(売上高)は同11%減の6004億円、営業利益は同 80%減の51億6000万円、経常利益は同93%減の13億8000万円だった。有利 子負債の圧縮で支払い利息は減ったが、OMCで過払い金の返還請求に伴う費用 が増加したことなどが響いた。

通期(08年2月期)の連結業績予想は、純利益が前期比16%増の480億円、 営業収益は同6.5%減の1兆2000億円、営業利益は同67%減の160億円、経常 利益は同81%減の70億円をそれぞれ見込む。

ダイエーの株価終値は前日比15円(1.7%)安の888円。