欧州株(12日):建設株が下落、サンゴバンの投資判断引き下げ嫌気

欧州株式市場では建設株が下落した。ク レディ・スイス・グループが仏サンゴバンの投資判断を引き下げたのに加え、オ ランダのハイマンスが利益見通しを下方修正したことが建設株の売りにつながっ た。

サンゴバンは過去2週間で最大の下げ、ハイマンスも大幅安となった。一方、 原油価格が過去最高値付近で推移していることを受けて、取引終盤では英BPを 中心にエネルギー株が上昇した。

ダウ欧州株価指数は前日比でほぼ変わらずの390.63。一時は1.1%下げる 場面もあった。週間ベースでは1%上げ、5週連続高。信用市場の混乱が経済成 長を妨げるとの懸念が後退したことが背景にある。

ヘンダーソン・グローバル・インベスターズの資産運用担当者、ジョブ・カ ーティス氏は、「利益確定の売りが見られた」と述べ、「市場はここまで堅調に 推移してきた」と指摘した。

ダウ欧州50種株価指数は0.2%上げ、ダウ・ユーロ50種株価指数は

0.1%上昇した。

ハイマンスの下落

建設資材流通大手の仏サンゴバンは3.1%安と、9月25日以降で最大の値 下がり。クレディ・スイスがサンゴバン株の投資判断を「アウトパフォーム」か ら「中立」に引き下げたことが響いた。

オランダの大手建設会社、ハイマンスは19%急落した。同社は今年の利益 見通しをほぼ半分に下方修正した。建設資材流通大手の英CRHは3.7%下落し た。

英石油大手のBPは4.3%上昇。ノルウェーのエンジニアリング会社、アー カー・クバナーは3.6%上げた。

テレフォニカ

スペインの電話会社、テレフォニカは4.2%上げた。前日は7%高だった。 同社が示した収益と配当の見通しが好感された。

英銀ノーザン・ロックは5.9%高。資産家のリチャード・ブランソン氏率い る英ヴァージン・グループがノーザン・ロックに対し資本投入を提示した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比6.20ポイント(0.1%)高の6730.70。FT オールシェア指数は同0.91ポイント上げて3454.53。

ドイツのDAX指数は7.57ポイント(0.1%)高の8041.26。HDAX 指数は3.49ポイント(0.1%)上昇し4127.08。

フランスのCAC40指数は前日比18.88ポイント(0.3%)下げ

5843.95で終了した。

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