インドの8月鉱工業生産指数:前年比10.7%上昇-5カ月ぶりに加速

インド中央統計機構が12日発表した8月の 同国の鉱工業生産指数は前年同月比10.7%上昇と、5カ月ぶりに前月の伸びを 上回った。過去最大となった生産設備や道路、発電所への投資がセメントや鉄鋼 などの製品需要を後押しした。アナリストは8.6%上昇を予想していた。7月は

7.5%上昇(改定値)だった。

所得増による消費者需要の拡大を狙ってトヨタ自動車などが新工場を建設す るなか、インド政府はインフラ整備を進めている。インフラ整備が供給の安定化 やインフレ抑制につながるとみられることから、インド準備銀行は30日の政策 決定会合で政策金利を据え置く公算が大きい。

JPモルガン・チェースのシニアエコノミスト、ラジブ・マリク氏(シンガ ポール在勤)は、「設備投資サイクルが縮小に転じる可能性は低い」と指摘。「中 銀は政策金利を据え置くだろう。ただ過剰流動性が非常に高水準であり、預金準 備率が引き上げられる可能性は排除できない」と予想した。

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