アジア株:反落、最近の相場上昇行き過ぎとの見方-ソニー,任天堂安い

12日のアジア株式相場は反落。最近のア ジア株上昇は収益見通しに比べて行き過ぎとの見方が広がった。ソニーの持分 法適用会社で携帯電話端末メーカー大手、ソニー・エリクソン・モバイルコミ ュニケーションズの2007年7-9月(第3四半期)決算が減益だったことや、 米小売り大手の一部で9月の既存店売上高が予想を下回ったことが要因。

ソニー株はここ1カ月で最大の下げ。米国販売依存度が高い企業も、任天 堂やオーストラリアの製薬会社CSLを中心に値下がりした。日本と韓国、豪 州、ニュージーランド、シンガポール、香港の株式指標も下げた。このうち、 韓国と豪州、シンガポール、香港は11日に過去最高値を更新していた。

大和住銀投信投資顧問の門司総一郎チーフストラテジストは、「11日の日 本株の上昇は大きな材料がないにもかかわらず、やや行き過ぎだったため、米 国株安を受けて利益確定売りが予想される」と語っている。

モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)ア ジア太平洋指数は4日ぶりに下落し、日本時間午前11時10分現在、前日比0.5 %安の168.94。構成する10業種指数すべて下げた。日経平均株価の午前終値は 前日比79円64銭(0.5%)安の1万7379円34銭、TOPIXは11.14ポイン ト(0.7%)安の1666.38。