モビアス氏:ペトロチャイナ株上昇予想-バフェット氏は売却

新興市場投資家のマーク・モビアス氏は 11日、中国最大の石油会社ペトロチャイナ(中国石油)株がまだ上昇するとの 予想を示した。一方、米資産家ウォーレン・バフェット氏は10日に、同社株の 保有比率を引き下げたことを明らかにした。

バフェット氏の保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは10日、7回目 のペトロチャイナ株売却を明らかにした。保有比率は3.1%と、5月時点の11% から低下した。ペトロチャイナ株は11日の香港市場で一時、4%高となった。 バフェット氏が初回の売却を明らかにした7月12日からは23%上昇している。

モビアス氏が執行会長を務めるテンプルトン・アセット・マネジメントは ペトロチャイナ株を5.1%保有。モビアス氏は11日のインタビューで、「これ らの石油会社株はまだ上昇すると思う」として、「石油会社は引き続き原油高 の恩恵を受けるだろう」と語った。

ペトロチャイナ株は2001年の株式公開以来、10倍超に上昇している。同社 の親会社が、米国が人権侵害国として批判するスーダンで事業をしていること から、人権団体はバフェット氏に同社株放出を迫っていた。

キャレット・ゼーン・キャピタル・マネジメントで運用に携わるフランツ・ ベッツ氏は「バフェット氏はもう十分に利益を上げた」と話した。ペトロチャ イナの広報担当者のコメントは得られていない。

モビアス氏は「バフェット氏はペトロチャイナ株を大量に保有していたの で、すべて売却するのは大変だろう。何回にも分けて売却しているのは理にか なっている」と話した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE