韓国中銀:政策金利を5%に据え置き-2カ月連続、予想通り(2)

韓国銀行は11日開いた金融政策決定会 合で、政策金利である翌日物コールレートの誘導目標を6年ぶり高水準の5% で据え置くことを決定した。政策金利の据え置きは2カ月連続。ウォン上昇と 米住宅市場低迷の影響で、韓国経済の成長が抑制される恐れがあると判断した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人を対象にまとめた調査で は、全員が据え置きを予想していた。

韓国銀に先立ち、欧州各国の中央銀行やイングランド銀行、オーストラリ ア準備銀行(RBA)なども政策金利の据え置きを決定。米サブプライム(信 用力の低い個人向け)住宅ローン問題が世界経済の成長見通しに影を落とすな か、韓国ではウォン上昇で輸出への悪影響が懸念されている。韓国の政策当局 はこれまでの利上げにより、中小企業への融資が押し上げ要因となっている通 貨供給量の伸びが鈍化したかどうかについても見極めたいもようだ。

現代証券のエコノミスト、リ・サンジェ氏(ソウル在勤)は「融資急増に よるインフレが目先の脅威ではないとすると、政策当局にとっては世界の景気 減速見通しへの懸念の方が強い」と指摘。「当局者はこれまでの利上げがどの ような効果をもたらすかを見極める時間的余裕がある」と述べた。

11日の外国為替市場で、ウォンの対ドル相場はソウル時間午前9時55 分(日本時間同じ)現在、1ドル=918.60ウォンと、前日終値の同916.20 ウォンから下落している。韓国の指標となる5年物国債の利回りは1ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.52%。

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